どうも、solaです。
前から気になってはいたのですが、拙作スマホ向けアプリ「ORIFICE-オリフィス-」につきまして、ちらほらと実況してもらっているようです。この場でお礼申し上げます。(ちなみにメールなどでご質問いただくことがまれにあるのですが、実況や紹介など、特に制限などは設けておりませんのでご自由にどうぞ!)
今まで通しで見てはいなかったのですが、せっかくなので完結しているものをいくつか視聴させていただくことに。
とか、
とか。
他の方の動画も視聴したのですが、他人のプレイを客観的に見ることで、勉強になったことや気付いたことがあったので挙げてみようかと思います。
■UI、操作説明がよろしくなかった。
オリフィスでは、ゲーム内でタップできるものに近づくと、右上にフキダシアイコンが出るようになっています。
なんで右上かというと、下側だと手で隠れて見にくい、左上だと広告に近く誤タップを誘発してしまう(当初、フキダシアイコンのタップでも調べることができるようにしていたため)という理由でした。
ですが、この配置だと「MENUに何か通知が来ている」という風に見えることに気が付きました。
実況内でも、フキダシが表示される度にメニューを開いてみたり、もしくは調べるものに近づいているのに「お知らせ」だと思ってスルーしてみたり。
操作説明(ゲーム開始時やヘルプで読める)には記載してあるのですが、皆が皆、しっかりと全部読むわけではないですもんね。自分だって操作説明なんて基本あまり読みませんし。
これにはホント、目からうろこというか、自分では何の問題もない配置だと思っていたので勉強になりました。
ついでに、操作説明は文字ではなく、画像の方が分かりやすいだろうなあと思いました。(説明文が固かったですし……><)
■操作感がよろしくなかった。
フル3Dにこだわりがあったのでカメラを自在に動かせるのですが、回転操作の上下が逆(上にカメラを回転させたいのに下に動いてしまう)になっている方がいました。
3Dだからこそ、こういったところはオプションで変更できるようにすべきなんでしょうね。
操作自体の不便さについてはレビューなどでももらっています。その辺りは改良するのか、もしくはまったく別物にする(カメラ回転しないようにするとか)のか検討中です。
それから、変更するつもりがないものでは、「どの方向に向いていても、調べるものに近づいてさえいればタップで調べることができる」という仕様があります。
当初は、調べるものと向かい合っていないとタップできなかったのですが、前作でスマホ由来の操作感の悪さには気がついていたので、とにかく近づいてさえいれば(フキダシが表示されていれば)タップで調べることができるという仕様にしています。ですが、この仕様のせいで「今何を調べたのか分からなかった」みたいなことになることもあるようです。
■謎解きで不親切な部分があった。
ネタバレになるので詳細は述べませんが、「そういうゲーム性です」とか「そういう仕様です」と切り捨てることができないレベルの不親切さがありました。
1.鍵をいちいち装備しないといけない。
鍵を手に入れた時点ではどこの扉のものかわからないので、それを探す必要があります。使うべき扉を見つけても装備していなければ開かないのでスルーしてしまうことがありました。鍵を持っていたら自動で扉が開くくらいのことはすべきでした。いちいち装備をするという作業が面白さにつながるわけではなかったのです。
2.説明不足の謎解きがある。
あるアイテムの挙動について、バグと取られてもおかしくないものがありました(実況中では引っかかってはいませんでしたが)。
3.フラグは立ったが変化がないのでわかりにくい。
「ある場所でフラグが立つことで、今まで何もなかった部分を調べることができるようになる」というものがあるのですが、その際、文章で「◯◯にある」と示唆するものの、現場にいっても変化が一切ないので、見逃してしまうことがありました。これに関しては、かなり不親切だと反省しました。
■その他演出、ストーリー的な面で。
この辺りは好みなのでなんとも言えないところではあるのですが、実況者さんが考察しているものを訊いていると、いろいろと気づきがありました。
おかげさまでストーリー自体は比較的高評価ですが、演出の部分は苦手なこともあり、うまく伝えられてないところがあるなあと思います。他にも、ゲームシナリオという側面から、表現や説明についていろいろと勉強になりました。
他にもあるのですが、とりあえずこんなところにしておきます。
個人でゲーム制作をしていると(そもそもゲーム作りに慣れていないこともありますが)、どうしても独りよがりになってしまいがちです。今回、実況動画を視聴することで、自分のゲームを客観的に観ることができました。今後に活かせればなあと思います。
それでは。