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SOLALIAS

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ベタ

ベタ稚魚一ヶ月の成長録(エサ、環境、タンクメイトなど)

2016年2月22日 by sola コメントする

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ベタのふ化から一ヶ月程度経ちました。

うまく写真が撮れないのですが、一番大きい稚魚が1センチに満たない程度。小さい稚魚になると3ミリ程度と結構差があります(↑の稚魚は中くらい)。無精卵が多く食卵もあったので、全部で20匹程度。ベリスラの稚魚もちらほら見かけます。

今回は、この一ヶ月のベタ稚魚成長録をまとめてみます。

□環境

・45センチ水槽(正確には特大プラケースですが)、スポンジフィルター(テトラ ビリーフィルター)、セラミックソイル

水深は浅めにしています。水量14リットル程度。ちなみに、今後この水槽はメスベタの混泳水槽にする予定です。

<水草>

・マツモ、アヌビアス・ナナ、アマゾンフロッグピット、ウキクサ、自作南米ウィローモスマット

ふ化~数日間のエサ用の微生物(インフゾリア)に期待して、水草、とくにアマゾンフロッグピットとモスを多めにしていました。アマゾンフロッグピットの根っこやウィローモスには微生物がたくさん沸くらしいです。

一応、Youtubeに挙げている動画では、アマフロの根っこに微生物が確認できます。実際に食べていたかどうかはよく分かりませんが、稚魚の数自体大きく減ってはいないので、それなりに狙い通りだったかと。

また掃除用にエビを入れていたのですが(詳細後述)、ヤマトヌマエビがベタの稚魚を襲うというような情報も散見されたので、隠れ家としてマツモなども多めにしておきました。

<タンクメイト>

・ベタのメス(隔離ケース)、ヤマトヌマエビ1匹、ミナミヌマエビ10匹超

ベタ稚魚のエサとして、ブラインシュリンプや人工飼料をすりつぶしたものを大量に与える必要があります。ただし、稚魚にストレスを与えたくないので、掃除や水換えは最低限にしたいです。

そのため、各種エビをを掃除用に入れました。ミナミヌマエビはボトルで放置していたものを数匹入れたのですが、いつのまにか抱卵、ふ化していたようで、現在モスマットや壁面に2ミリほどの稚エビが多数はりついてます。

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ヤマトヌマエビはベタの稚魚を襲うという情報もあって隔離しようか迷っていました。ある日、ベリスラで底に横たわっているベタの稚魚がヤマトのハサミに捕まったところを目撃したのですが、すぐに泳いで逃げていました。ヤマトも狙ってつかんだわけでもないようで、追いかけるような素振りも見せませんでした。

もちろん、つねに監視しているわけではないですし、孵化したての時に襲われていた可能性もありますが、個人的には、健康な(元気な)稚魚ならばヤマトヌマエビとの混泳は問題ないかなと思います。

 

□エサやり

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ふ化後4日目くらいから、毎日ブラインシュリンプを湧かせて与えていました。繁殖は今回限りの予定で、新たに器具を用意したくないので、以下のように、あり合せでまかないました。

・2リットル炭酸ペットボトル(丸いもの)の下半分(フックを引っ掛けるために穴を開けてます)

・吸盤付きフック

・エアポンプ、エアチューブ

・コーヒーフィルター(百均で購入した余り物)

・天然塩

・ブラインシュリンプの卵

・スポイト

<沸かせ方>

1.ペットボトルの下半分に、500ミリリットルの水道水と天然塩を大さじ一杯に満たない程度(12グラムくらい)を混ぜ、稚魚と同じ水槽に浮かべる(ヒーターが必要なため)。

2.ブラインシュリンプの卵を適量入れて、エアレーションを強めにかける。卵が全体的に舞う程度にする。

3.ライトを長めに照射しておきます。24時間後には沸いています。

<ブラインシュリンプの採取方法>

1.ペットボトルを水槽外に取り出す。当然エアレーションも止めます。

2.ブラインシュリンプは光に集まる性質があるので、ライトを当てると吸い取りやすいです。

3.卵の殻や、孵化しなかった卵を避けてスポイトでブラインシュリンプを吸い取り、コーヒーフィルターで漉しとります。

塩水なので、そのまま水槽に入れてはいけません。※特に水草が枯れます。というか、最初適当にやりすぎてアマフロが半分以上枯れました;;

<注意事項>

・ペットボトルは丸型がいいです。四角だとフックでの固定が面倒ですし、ボトルと水槽壁面の間に稚魚がはさまったりしてました。また水流が滞って、卵がうまく舞わなかったりします。※ただし、私が使っていたペットボトルは足があるもので、そこに卵がひっかかっていたり……。

・ペットボトルは深めの方がいいです。意外と塩分が飛び散りますので。

・天然塩のほうが圧倒的に孵化率が高いです。当初、いわゆる食卓塩を利用していたのですが、孵化率が悪かったです。

・ブラインの採取時は、ペットボトルを水槽外に出してから少し放置します。そうすることで、未孵化の卵は下にたまり、卵の殻は浮いてくるので分離してくれます。

・孵化したてのオレンジ色のブラインシュリンプを与えます(ヨークサックがついているもの)。孵化から時間が経って白っぽくなると栄養がなくなります。

 

本来は、ブラインシュリンプを一日三回程度与えるみたいです。ブリーダーの方は、三回、時間を分けて沸かせたりしているらしいのですが、そこまではできませんでした。

そのため、ちょっと多めにブラインシュリンプを沸かせて、朝にまとめて投入していました。淡水でも一日くらいは生きているらしいですし、夜確認してもちゃんとベタ稚魚のお腹がオレンジ色だったので問題なさそうです。そんなやり方なので、掃除用のエビを入れておいて正解でした。

調べた中で、まとめて沸かせて冷凍しておくという方法がありました。面倒だと思ってパスしていたのですが、今思うと毎日湧かせるよりもまとめて冷凍しておいたほうが楽だったかもしれません。

また、ヒーターやエアレーションなしで沸かせる方法もあります。一度試したのですが、孵化に3日ほどかかり、孵化率も悪かったです。ベタの場合、水槽にヒーターを利用しているはずなのでそれを活用したほうがいいと思います。

ちなみに、余裕があるのであれば、ちゃんとしたブラインシュリンプ孵化器一式を用意したほうがいいと思います。

 

孵化から3週間目で、ブラインシュリンプをわかせるのは止めて人工飼料に移行しました。当初、成魚用のエサをすりつぶして与えてみたのですが、口にするもののすぐに吐き出してしまいます。

そこで、「稚魚用 ベビーフード 殻無ブラインシュリンプ」を買ってきて試したところ、すぐに食べてくれました。もちろん、活きブラインシュリンプの食いつきにはかないませんが、餌の量のコントロールもしやすく、孵化の必要がないので一気に手間が減りました。ページ上部の稚魚の写真は、殻無ブラインシュリンプを食べているところです。お腹がちゃんとオレンジ色に膨れています。

もう少し大きくなってきたら、成魚用のエサに再挑戦しようと思います。それでは。

カテゴリー: アクアリウム, 開発日記 タグ: アクアリウム, エサ, ベタ, 稚魚

ベタを長生きさせるコツを海外のウェブサイトから探ってみる

2016年1月25日 by sola 2件のコメント

(↑ウチのベタがようやく産卵しましたよ。見てやってね。記事とは無関係ですけど)

はじめに

ベタ、かわいいですよね。見た目はもちろん、よく人に慣れるし、愛嬌タップリで豊かな表情なんかいい意味で魚っぽくないです。「ペットフィッシュ(人に慣れ触れあえる魚)」の中でも飼いやすい種類ですが、寿命が比較的短いのが玉に瑕。ベタは寿命が短いからこそ楽しめるんだなんて意見もありますし否定はしませんが、私個人としてはもう少し長く一緒にいたいなあと思っています。(言うほど短くねえよってのはナシで!)

で、先日ですね、ベタの繁殖に関する情報収集をしている折、「海外、特にアメリカではベタの寿命が長い(日本よりも長めに紹介されている)」みたいな一文を見つけたんですよね。基本的には東南アジア(タイ)でブリードされたものが流通しているはずなので、日本のベタと個体差はないはず。それならば、ベタの飼い方に何か違いがあるのではないだろうかと思ったのです。

というわけで今回、海外、特にアメリカの個人ベタ飼育サイト、ペットショップサイト、ベタのフォーラム、Youtubeのベタ飼育ハウツー動画なんかを参考に集めた情報をまとめたいと思います。流し読みしたり聞き流しながらメモっただけなので、引用元などは紹介しません。また、情報元の信頼性も不確かなので、参考にする場合は自己責任でお願いします。

先に断っておきますが、ベタ(というか熱帯魚)の飼い方は飼い主によっても、個体によっても変わってきますし、日本の一般的な飼育法と大きな違いもないです。絶対にその飼育方法が正しいんだ!というものはありません。また、この記事でベタの飼い方のすべてを網羅しているわけではありません。あくまでプラスアルファとして気になった記述を抜き出しているだけです。基本的な飼い方は、国内のベタ情報サイトなどをご確認ください。

適当に訳しているので、間違っている可能性もあります。また、復数サイトの情報を箇条書きで連ねていくので矛盾している情報が並ぶこともあります。

それから自分自身ベタのスペシャリストでもない(初心者レベルです)ので、この記事はあくまで参考程度にしてください。

 

ベタの寿命

前提として、そもそもベタの寿命ってどのくらいなのって話です。

日本のサイトでは「平均2~3年、長くて4年。実際には1~1年半程度で死んでしまうことも多い」みたいな説明が多いかと思います。ちなみに自分は現在飼っている二匹を除き、過去にニ匹ベタを飼っていますが、どちらも2年は生きられませんでした。

じゃあアメリカではベタの寿命はどうなっているのかというと、

・飼育下では平均2~3年と言われているが、5年は生きていられるし、7年生きる例もしばしばある。

・平均2~3年だが、6年は十分可能で、10年だっていけちゃう!

・この魚は適切に飼育すれば(care)最大10年生きることができる。

みたいな文章が散見されました。

「平均2~3年」というのは日本も海外も同じです(場合によっては2~4年)が、前述の情報通り確かにアメリカではベタはより長く生きられるようです。ただし、USA的誇張表現みたいな部分もあるやもしれません。実際に10年もののベタを見たわけではないですし。

アメリカのベタ飼育情報サイトでは「適切で幸せ(happy)に飼育することで長生きさせることができる」という言い回しが多い印象でした。

<追記:以下の情報は、原則として”長生きできる”と明記されているウェブサイトから抜き出しています。ただし、特に言及の無いペットショップのベタ飼育情報なども補足程度に載せています>

水量・水槽(tank)の大きさについて

※以下、1ガロン(米国)=3.8リットルとしています。正しい度量衡換算はググってください。

※水量はベタ一匹当たりです。  →もう一度まとめたメモを見なおしたところ、タンクメイト(ベタと一緒に飼う生体)について記述があるものが多かったので、ベタ一匹当たりというのはなかったことにしてください。つまり、”水量は多いほうがいい”という程度で、数字自体にはあまり意味はないという感じでしょうか。ちなみにタンクメイトの選択については、日本のベタ情報サイトと変わらないので載せません。

・5ガロン(19リットル)は必要だ。私は10ガロン(38リットル)で飼っている。最低でも2.5ガロン(9.5リットル)は欲しい。

・1.5(5.7リットル)~2.5ガロン(9.5リットル)が最低ライン。0.5ガロン(1.9リットル)は少なすぎる。

・健康のためには5ガロン(19リットル)以上の水槽を選ぶ。大きすぎると思うかもしれないがこれがふさわしい。

・5ガロン(19リットル)は必要 1.5とか2ガロンの水槽で飼っているオーナーも多いが、5ガロンが最低ラインだと我々は感じている。

・ペットショップはびんやボウルでも飼えると言っているが、それはベタを売りつけるための文句だ(意訳)。びんやボウルでの飼育は止めるべきだ。

 

特に個人のベタ愛好家サイトなどでは比較的大きい水槽を勧めているようです。そもそも、アメリカは服やら住居やら何にしてもビッグサイズなイメージがあるので、サイズ感に国民性の違いがあるだけなのかもしれません。ただし、ベタ用の小型タンク、ビンのような飼育セットが多く流通していることも事実です。

日本でも大きな水槽=水量が多いほうが良い(水質が安定するので維持が楽になる)というのは熱帯魚飼育では当たり前なので、そういった意味では特殊なことではないでしょう。ちなみに30センチキューブ水槽の水量が20数リットル程度なので、用意するのが難しい話でもないです。

後述しますが、どのサイトでも水質の安定を目指しています。そのため、比較的大きな水槽(水量)で飼うことを推奨しているようです。

 

水質に関すること

・フィルターは重要だ。

・フィルターは常に必要だが、水流は強すぎないように。特にヒレの長い品種(ショーベタ?)はできるだけ水流をおさえること。

・スポンジフィルターが良い(水流の調整がしやすいからだと思われます)。

・水質を安定させると病気が減る。安定させるためにアーモンドの葉(多分、日本でマジックリーフと呼ばれているもの)を入れておくと良い。

・飼育水は、水道水から塩素とクロラミンを除去する薬を使うこと(コントラコロラインプラスやアクアセイフみたいな?)

・古い出典では汲み置いた水道水を提案しているかもしれないが、汲み置きの水だと塩素は除去できても、クロラミンや重金属が取り除けないので良くない。

・bottled water(ペットボトルなどに入った水。日本で言うミネラルウォーター)はだめだ。安全じゃない。水道水(薬剤によって塩素やクロラミンを除去した)は安いし良い選択だ。

・蒸留水は使わないこと。

・水質の安定が重要 (特に立ち上げ間もないときは、ゆっくりと徐々に水を足していく。水質を急変させないこと)。どの水も同じ水に見えるかもしれないが、例えばあなたはトイレに溜まった水を飲めと言われて飲めますか?

・とにかくクリーンウォーターで飼う。

・綺麗な水を維持することが重要だ。

・頻繁な水換えは水質を変化させやすいので控えること。

・腐った(枯れた)水草、フンなどは水を汚すのですぐに取り出しましょう。

 

確認した多くのサイトで、フィルターは絶対に必要(そもそも、フィルターは使う前提だったりも)とされていました。ただし、水流は極力弱めるという注意書きが多いです(これも国内では周知のものですね)。ただ水流についても何から何まで悪というよりも、ショーベタのようにヒレの大きい品種は水流おさえようという感じです。

また、水質調整つきのカルキ抜きが推奨されています。日本だと、バケツに数日汲み置いてカルキ抜きとか、ハイポでカルキ抜きとかも多いと思いますが、コントラコロラインプラスなどのようなクロラミンや重金属を除去できるものが必須という記述が多かったです(※欧米の水道水のクロラミンなどの含有量が比較的多いといったこともありえるのかもしれません(ちゃんと調べてないです))。

ちなみに、ショップのサイトでは、スーマやジクラウォーターのようなプラスアルファな調整剤を推奨したりしますが、個人愛好家はそこまでは必要ないという記述が多いです。いろいろな薬剤を入れて水質を調整し過ぎると、その水質を維持するのが逆に大変(特殊な薬剤が手に入らなくなったり、分量を間違えたりした時に水質が変わってしまうことを指しているみたいです)といった記述もありました。所詮、一個人サイトの記述ではありますが、私自身もジクラとかスーマのような調整剤はできれば使いたくない人間(テトラのコントラコロラインプラスは使ってますけど)で、共感したので紹介しておきます。

とにかく「綺麗な水を安定して維持する」という記述が多いです。水量の多さも、水質の安定のためという部分が大きいです。フィルター必須なのも、水換えなどで水質を急変させないためでしょう。日本だと、フィルター無しで頻繁な換水を行うことも一般的なので、ちょっと違いを感じた部分です。※もちろん、ベアタンクでの頻繁な換水で飼っている人だってたくさんいますが。

 

pHについて

・大切なのは(特定のpHにすることではなく、pHを)安定させること。どんなベタも通常のpHレベル(6.0~8.0)なら適応できる。低すぎたり高すぎたりしないようにすることが重要。

・pHは急変しないように注意する。ベタの急死の可能性が高まる。

・pHは、経験則として24時間の間に0.2以内の変化におさめること。GHはベタは比較的気にしない。

・pH 6.8-7.4(日本で言うチャームのような大型ペット通販のベタ情報)

国内では、pHを弱酸性にすることが推奨されがちですが、アメリカのサイトでは特定のpHにこだわるのではなく、変化しないように維持することという記述が多いです。ただし、弱酸性の水質は病気になりにくいし、粘膜の保護にも良いなど、そこは日本と変わりません。マジックリーフ的なもの(つまり、ブラックウォーター)を推奨するサイトも多いです。弱酸性で安定させることができるのであれば、それがいいのは変わらないでしょう。

そもそも欧米の都市の多くは水道水の硬度が日本より高く、pH8以上もよくあるので、あまり軟水(弱酸性)にこだわらないのかもしれません。

 

水温について

・ベタは温度変化に敏感。2,3度以内の変化に抑える。

・水温を通年、安定させること。

・水換え時、新しい水の温度合わせをしっかりと行うこと(復数サイトで言及)。

具体的な数値はそれぞれ細かく違うので記載しません。ちなみにですが、日本のサイトで説明されている推奨水温と大差ありません。高めにすると病気対策になるよとか、成長早まるよ(寿命に影響するのか?)、とかも国内サイトと変わりませんね。

水温も、水質と同じで常に安定させることが推奨されています。

 

環境について

・水深は浅めで、幅はゆったりと広めに取る。ベタの原種の環境もそうだ。

・ベタは3インチ(7.62センチ)飛ぶこともあるので水深に注意する。ただしベタは通常、ハッピーであれば飛び出そうとはしない。

・隠れ家やベッドとして、鉢、石、水草を入れるのはよいアイデアだ。ベタは落ち着く場所(寝床、隠れる場所)が必要だ。

・ギザギザの石やプラスチック製の水草は避けること。

・硬いプラスチックの水草は止める。絹の水草(そんなものがあるのか?)は良い。

・生きた水草は素晴らしいアイデアだ。水質を安定させる(余計な養分、窒素を吸収する)。コケの発生も抑えてくれる。

・生きている水草は、酸素も供給するし、良いベッドや隠れ家になるし、ニセモノよりカワイイ。飼育水を長く綺麗に維持するしね。

・砂利(graval)を敷くこと。水質が安定する。

・砂利(graval)は水草を植えるために必要だ。

・砂利(graval)は底をカバーする(ベアタンクだと底面の反射でベタが興奮することがあるがそれを指しているのかも?)し、水質が安定する。

・レイアウトの変更(もしかしたら水槽の設置場所かもしれないが、多分水槽内の石や流木などの位置関係を指しているはず)はストレスになる。

・頻繁な水換えはストレスになる。

・水換え時に、水槽を完全に綺麗に洗う。ただし石鹸(洗剤)は使わないこと。

・洗剤などで水槽を洗った時には、絶対に石鹸分を残さないようにすること。最悪死ぬ。

日本だと、アクセサリーは極力入れないように推奨されがちですが、アメリカの愛好家はがんがんアクセサリーを入れている印象でした。ただし、生体のためというよりは、水槽を綺麗に飾ること、そしてそれがベタ飼いの楽しみだという傾向みたいです。いわゆる、犬猫に服を着せる的なノリの(あまり良くないと思われる)サイトもありましたので念のため。とはいえ、寝床としての水草、隠れ家としての鉢やコップはベタの習性や健康にいいのは確かでしょう。

ギザギザのもの、プラスチックの水草はダメというのは、当然ヒレ(体)を傷つけないためなのですが、問題の切り分けであるという意味合いも大きいようです。ベタの病気の多くはヒレによく出ますが、病気によってヒレが裂けたのか、アクセサリで裂けたのかを切り分けるため、ということです。ただ引っ掛けただけなのに、薬浴のようなベタに負担のかかる処置をしてしまうと本末転倒です。※病気由来でないただのヒレ裂けは放っておけば(水質とエサに注意した上で)すぐ良くなります。

水換えの具体的な方法は水槽やフィルターなど環境によって違うのでここでは紹介しません。とにかく水を安定して綺麗に保つようにということです。ただ、フィルターをガン回しして水換えを控える(水質安定のため)という記述がある一方で、頻繁に水換えをしたりもしているようなので、なんとも言えないところです。

底床については、ソイルでなく砂利を使っている方が多いようです(動画を見た感じ)。ただ、砂利でなければならない理由は特に見つからず。ただの好みかも知れませんし、ソイル(栄養系)は水質を変化(弱酸性なので悪くはないでしょうが、使っている内にpHが変わっていきます)させるので使わない方針なのかもしれません。そういった記述は見つかりませんでしたが。また、定期的に砂利を取り出して洗う方も多い(ある程度の期間で取り出して洗浄するのは当然ですが)ようなので、そういった意味でソイルは使わないのかもしれません。とにかく、砂利を入れると水質が安定するので必須だよ、という説明は多かったです。

「ペットとして飼うことと現地(ブリーダー)の飼い方は違う。ブリーダーは砂を入れずにビンや小さなタンクを並べて飼育しているがそれは商売として繁殖させるためで決して長生きさせるためのものではない。ペットの飼い主(=私達)は適切でハッピーに飼うべきである」という記述がどこかのサイトにあって、今になってもう一度確認したいのですが見つからず……。たまに、現地ブリーダー的な飼い方こそが絶対だという方も見かけるので一応紹介しておきたかったのです。ちなみにベアタンクはダメだと言いたいわけではないです。

 

エサ、食事のやり方(diet)について

・ベタの食生活は主にベタ用に作られたペレットから成り立つ。特別な場合に乾燥ブラインシュリンプやアカムシを与える。

・タンパク質が重要。専門家によるとペレットのタンパク質は40%くらいが良い。ペレット以外ならば、生き餌ではなく冷凍やフリーズドライ(乾燥)の製品がベスト。寄生虫の心配がないから。

・フレークでも生きられるが、新鮮な生き餌、ブラインシュリンプやfeeder fish(エサの魚?ベタの口に入るようなエサ用の魚なんてあるのかな?)のほうが健康的だ。

・いろいろなエサを与えることが健康の秘訣だよ(とある動画にて。この飼い主は一週間分、毎日異なる献立を用意しているみたいです)

・ベタのエサの習性はベタごとに異なる。そのため、どのくらい食べるか試してみて、与えるエサの量を決めていくこと。

・エサやりのルーチン(与える時間)を取り決めたら、それを守ること。ベタはエサの時間を覚えてくれる。

・エサのやり過ぎに注意すること。エサをやればやるだけ食べてしまうベタもいる(致命的だ)し、お腹がいっぱいになれば食べないベタもいる。

・エサのやり過ぎは後々問題を起こす(水腫が起こると記述あり)

・長生きさせたいならブラインシュリンプやアカムシが良い。

・エサのやり過ぎは少なすぎよりも悪い。

・週に一日エサをやらないことで便秘対策になる。

・ベタの胃は彼らの目と同じくらいに小さいので、やり過ぎないようにする。

具体的な餌の量の記述もありましたが、国内と製品が違うので記載しません。エサやりについては、日本と特に変わらない気がします。個性が強いので餌の量や種類は試行錯誤すること、やり過ぎに注意するなど。餌の回数は、一日に一回、一日置き、朝晩、など様々でした。

いろいろなエサを与えることがベタの健康と幸せにつながるという記述が多い印象です。欧米人は、ベタを(日本以上に)パートナーとして扱う傾向にあるので、人工餌だけじゃかわいそうだ、というノリなのかもしれません。

 

ベタとの触れ合いについて

・ベタをすくうときはカップを使って粘膜(体)を傷つけないように。

・声をかけること、つねに親交を深めることで飼い主をおぼえる。

・水槽の壁は叩かないこと。水槽を叩く行為は激しく動揺させる。ショックや死の原因となりうる。

・ゆっくりと水槽の側面に指をおき、ベタがついてくるようにスライドさせる。怖がっているようならすぐにやめる。(親交の深め方として、ガラス面を指でなぞって遊ぶというものが各サイトにあった)

・ベタを触りすぎないこと。ベタの粘膜は病気を予防するから。粘膜を傷つけると病気になりやすくなってしまう。

・粘膜を傷つけないようにしよう!

日本以上にペット、パートナーとしてベタを捉えている人が多いです(犬猫レベルです)。輪くぐりなんかはベタのポピュラーな芸のようで、仕込み方の解説なんかもありました。触りすぎないように、という記述がちらほらあることにビックリました。日本ではそもそも触らないですよね。

”撫でる”という行為は個人的にどうかと思いますが、声をかけるとか、指でガラス面をなぞって遊ぶとかふれあいを多く持つのは問題ないかなあと。アカヒレ(大好きな魚です!)なんかは放置すればするだけ調子がいいですが、ベタは気にかけてあげることで元気になる傾向があるように感じていますし。ただ、ストレスの原因にもなりかねないとは思います(正直、しょせん魚類ですし)。

その他

適当に箇条書きで。

・ベタが動きを止めた時は水温が変化していないか確認。

・パニックに陥るので直射日光はあてないこと。

・日中活動していると色が濃くなり、寝ているときは薄くなるがこれは普通なので気にしないこと。

・泡巣は健康の尺度。作っているなら調子がいい。

・ベタは調子が良ければ(水槽の環境が良ければ)、ジャンプして水槽から飛び出そうとはしない。

・ヒレ裂けを見つけたら水質をチェックすること。たいてい、水質の悪さが引き金となるから。※石などでのヒレ裂けの可能性を除外している。そもそも、尖ったものなどを入れないようにすることが前提。

・粘膜を傷つけない。ヒレの状態をかかさずチェックすることが病気の早期発見につながる。

 

まとめ

・水の安定維持が肝要

綺麗で安全な水、安定した水温とpHを維持し続けることについての記述がかなり多くありました。水質の変化に弱い熱帯魚やシュリンプといった難しい生体は、フィルターなどの補器にお金をかけて水質を安定させることが必須ですよね。ベタは丈夫な部類で水質の変化に強いのですが、熱帯魚であることには変わりありません。日々のゴミ取りなどは当然だとしても、フィルターをしっかりと用意して水換えを控えるのが健康の秘訣かもしれませんね。

・エサやりに細心の注意をはらう

ベタは個性が強い魚です。餌の量や種類、与える間隔などに正解はなく、試行錯誤が必要です。アメリカの愛好家は、比較的様々な種類のエサを与えるようで、そこが国内との違いかなと思います。ただし、エサのやり過ぎはダメだというのは共通です。

・結局、飼育法に大きな違いはないのかな

最初にも言いましたが、信用のあるソースではないですし、訳も適当です。ついでに言うと、どれも熱帯魚飼育法として当然の範疇で、これで本当に10年生きるのかなあという疑問は残ったままです。

いずれ、しっかりと調べたうえで翻訳してまとめたいと思います。以上。

カテゴリー: アクアリウム, 日記 タグ: betta, アクアリウム, ハウツー, ベタ, 泡巣, 熱帯魚

レッドビーシュリンプの人工ふ化失敗と現在のアクアリウム環境

2016年1月9日 by sola コメントする

どうもsolaです。

アクアリウムについての記事は昨年の10月ぶりです。

更新していなかった理由は簡単で、寒くなってきたのでバランスドアクアリウムを辞めたからです。そもそもブログでアクアリウム関連の記事を書こうと思ったのは、ボトルアクアリウムをはじめたからでした。

とはいえ、前回の記事のハンパない投げっぱなし感がずっと気がかりだったので、レッドビーシュリンプの人工孵化の結果報告と現状のアクアリウム環境についてまとめておきます。

 

□レッドビーシュリンプの人工ふ化失敗

タイトルでネタバレしていますが人工ふ化に失敗しました。

フィルターに続きヒーターも導入したのですが、(親エビ生存時の抱卵確認から)一ヶ月半ほど経っても孵化に至らず。いくつかの卵では目も確認できていたのですが……。

失敗の原因についてはいろいろとあるのでしょうが、一番怪しいのは”採卵時に卵を保護(それともお腹につけるためのもの?)しているゼラチン状のものを取り除かなかった”ことじゃないかと思っています。

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よく見えないでしょうが、当初は各卵を結びつけている程度だったゼラチン質が徐々に拡大していき、最終的に卵全体を覆ってしまいました。また、かなり分厚くゴムのような感触でした。

卵同士をつないでくれるので便利だなあと取り除かなかったのですが、それが失敗だったのかもしれません。

他のブログなどでは、縫い針などを利用して丁寧に取り除いていたので、もし試される方は調べてみてください。

 

□アカヒレたちの状況

前回の記事では、ボトルから広い水槽へ移すみたいなことを書いていたと思います。それでも補器(フィルターなど)は使わないみたいなことも書いた気がします。

ですが、レッドビーシュリンプの人工ふ化に失敗、さらに全滅してしまったため、フィルターとヒーターが余りました。

補器を利用したアクアリウムは、もうやらないと思っていたのですが、せっかく機材が余っているのなら使ってやろうということで、昨年11月半ば~年末くらいまでフィルター・ヒーター有りの環境でアカヒレを飼っていました。

写真はありませんが、期間中の生体は以下のとおり。

・アカヒレ 6匹 → 12匹に増える → 針子が親に食べられて8匹に。

・ミナミヌマエビ 4匹 → 1匹抱卵&産卵 →アカヒレに稚エビが食われまくる → 7匹

・イシマキガイ 5匹 → 2匹

やっぱりアカヒレはカワイイです。一番好きな魚です。いつかアカヒレの魅力について記事を書きたいと思います。

体色を良くするために、メダカの色揚げ用のエサ(効果の程は知りません)を与えたり、底床を黒いものに変更した結果、かなり濃い色に仕上がりました。

ミナミヌマエビはコケ取りやゴミ掃除用です。今思うとヤマトヌマエビにしておけばよかったのですが、ヤマトは大きくてちょっと苦手なんですよね(結局、後に導入するんですが)。

ミナミは過去に増えすぎて大変なことになってしまったので、基本的には抱卵個体の隔離などはしない方針です。これはアカヒレの稚魚にも言えることですが、隔離・保護するとキリがありません。飼いきれなくなるくらいならば自然淘汰に任せたいのです。

イシマキガイはボトルなどに分散していたものをまとめて一つの水槽に入れました。なかなか調子が出ず、徐々に落ちていき、とうとう2匹になってしまいまいた。

 

□ベタ水槽の立ち上げ

年末、急遽思い立ってベタ水槽を立ち上げました。立ち上げましたというよりも、上記のアカヒレ水槽から、アカヒレたちとミナミヌマエビたちに出て行ってもらった感じです(後述)。

動画もあげています。現在、オス(デルタ、白)とメス(ハームムーン、青)の二匹います。

ベタは、過去にアクアリウムにのめり込むきっかけとなった魚であり、そしてアクアリウムを辞めた原因にもなった魚です。

愛嬌もあるし、丈夫だし(寿命は短く、病気も多いですが)、綺麗だしでペットフィッシュとしては金魚なみに飼いやすく金魚以上になつきます(慣れるといったほうがいいかも)。

とにかくベタにのめり込んで、衣装ケースに個別の小型水槽を並べて多頭飼いしていたのですが、ある日帰宅するとヒーターの故障で煮魚になっていました。

そのショックでアクアリウムから身を引いたわけです。

 

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でもね、ショップで見たホワイトベタに一目惚れしてしまったんですよ。安い子なので少し黒い斑点がついてますが、他のベタと違ってずっとこっちを見てたんですよね。

で、気付いたら買ってました。二日後にはメスも。

ちなみに、ヤマトヌマエビ5匹がタンクメイトです。さすがのヤマトヌマエビ、めちゃくちゃ丈夫ですし、馬鹿でかい(すごいこわい)ので殺されることはないのですが、繁殖行動に入ったベタのオスが激しく攻撃するようになったので隔離中です。ヤマトは淡水で繁殖しないのだけが救いですが、やっぱりでかくて怖いです。とはいえ、モスマットについたとろろ状の藻をずるずるとすする姿には、ミナミヌマエビにはない頼もしさがありますね。

 

□屋内ビオトープとボトルアクアリウム

ベタによって追い出されたアカヒレ及びミナミヌマエビは、屋内ビオトープという名の8リットルタッパーに移動しました。みんな大好き水作さんがついているので安心です。

調子もよく、落ちた個体はミナミも含めていません。新たな針子も確認しました(が、その後見ていないので食べられたのでしょう)。

不満といえば、アカヒレが横見でなくなったことです。ベタにメイン水槽をとられたとはいえ、やはり一番好きな魚なので、なんとかしたいですね。

春になったらこのままベランダビオトープにしようとも思っていのですが、水量的な問題もありますし、やはりちゃんと鑑賞したいので新たに水槽を導入する予定です。

それから、机の上で鑑賞しようと、1リットルボトルにダイソーのソイルとマツモを浮かべただけのボトルに四匹ミナミヌマエビを入れてみました。

が、なんか思っていたのと違うのでアカヒレ水槽に合流予定です。

ちなみに、ボトルアクアリウム(バランスドアクアリウム)については、また暖かくなってから再開しようと思っています。

カテゴリー: アクアリウム, 日記 タグ: betta, アクアリウム, バランスドアクアリウム, ベタ, レッドビーシュリンプ, 泡巣

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