バランスドアクアリウムの大敵「水カビ」が発生しました

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どうも、solaです。

ボトルアクアリウムを立ち上げてから一ヶ月ほど過ぎました。

最初は私が近づくと逃げ惑っていたアカヒレたちも、今では水面に上がってくるようになりました。慣れているというよりは、私が近づくとエサが落ちてくるという認識なんですけどね。所詮、小魚なので。

まあ、それでも可愛いもんです。餌食いもよく順調に育っているようで、色も鮮やかです。縄張り争いも落ち着き、交尾行動も活発です。

ボトル内の環境に問題もなさそうで、そろそろ水もできてきたかなあと、基本的にフタを閉めて運用していました。

順調に見えていたのですが……ある日、底に置いておいた鉢底ネットに活着中のウィローモスに水カビが生えているのを発見しました。

水カビというのは、水槽立ち上げ初期など水質が安定しない場合によく見られるものです。食べ残しのエサや生体のふん、死骸などで有機物が過剰になってしまうことが原因です。少々であれば水質が安定次第、自然と消えていくものなのですが、バランスドアクアリウムの場合はエアレーションやフィルターがないので、水質の安定が大変難しいです。

通常のアクアリウムであれば、水カビのついた部分を取り除いたり水で洗い流したりした後、エアレーションを強くするなどして様子を見るのですが、ボトル内の環境では意味がなさそうなのでひとまず退避させることにしました。

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プラケース内に、水カビ部分を取り除いたウィローモス鉢底ネットを取り出して、軽く浸る程度の水を入れてます。どちらにしろ、モスの成長も遅かったので、ある程度伸びるまでこんな感じで窓際に置いておこうと思います。ちなみに、水カビうんぬんは関係なく、この方法でウィローモスを活着させる場合、ヒモで巻く作業がいらないので楽です。ただし、直射日光に当てすぎないことと乾かさないことに注意してください。

とにかく、水カビは発生したものの、アナカリスはモサモサ成長を続けてますし、変な臭いもしないし、アカヒレも元気だしで、これで一先ず安心だろうと思っていました(フラグ)。

……甘すぎました。

実は、水カビの発生源はウィローモスネットではなかったのです。発生源はアヌビアス・ナナを活着させた流木でした。

ある日、水換えの時に丈夫なはずのアヌビアス・ナナの葉っぱが茎ごと抜け落ちてしまいました。丈夫とはいえ個人的にはちょっとしたことで枯れてしまう印象もあったので、そんなものかなあと思ったのですが、茎の辺りを見ると水カビがまとわりついていました。ついでに、流木の底や端のほうも全て白い水カビに覆われていました。流木は水カビの発生源になりやすいことをうっかり失念していました。

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というわけで、流木も急遽別の瓶に退避させています。モスと同じく、ある程度洗い流してから水道水に浸して様子見です。これで落ち着いてくれるといいのですが……。

ちなみに、通常水カビ対策としてヤマトヌマエビを導入して食べてもらうこともあるのですが、あまり生体を増やしたくないので今回は見送ってみました。

それでは。

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